伝統・歴史・文化

旧廿日正月(ハチカソーガチ)ジュリ馬行列祭り

2018.04.09

2022.12.13


2018年3月7日㈬〔旧暦1月20日〕に那覇市の辻町で伝統行事「旧廿日正月」の神事が行われ、神人(カミンチュ)の女性達が辻町の拝所を巡り祈りを捧げました。琉球王朝時代には芸能をはじめとする社交文化が華やかに咲き誇った辻町です。

また、祭りのお披露目となる2018年3月25日㈰には、「旧廿日正月(ハチカソーガチ)ジュリ馬行列祭り」が行われました。
県外からの観光客も集まり会場は見物客で賑やかとなりました。

幕開けは五穀豊穣や子孫繁栄をもたらすミルク神(弥勒菩薩)の登場し琉球王朝時代に築き上げられた伝統芸能の琉球舞踊も演舞されました。



締めくくりには祭りのメインとなる「ジュリ馬行列」が行われ大勢のジュリ達が「ユイユイユ」と声をあげながら一斉に演武する様子は見応えがあります。
馬舞者(ウマメーサー)姿でジュリ役の女性が警戒に舞踊り商売繁盛と五穀豊穣を祈願します。
当時ジュリ馬行列は、ジュリと家族が顔を見合わせる場面でもありました。
※ジュリとは・・・辻町に生きた女性を指します。




昨年の「ジュリ馬行列祭り」が行われた様子はこちら↓あいにくの天気となり料亭那覇での演舞となりましたが、こちらも見応えあります!

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