伝統・歴史・文化

大綱引きの綱の作り方を教えてもらいました。

2017.08.25

2017.09.20

西原町 我謝大綱曳2017


2017年8月20日 西原町 我謝で大綱曳(おおつなひき)が行われました。 我謝区で480年の歴史を持つ伝統行事です。 綱の巻きの美しさが特徴である我謝の綱引きは、与那原に綱の作り方を伝授したという言い伝えがあります。

そんな我謝の大綱曳にお邪魔してきました!

日本本土で「綱引き」と言うと、体育祭での競技が思い起こされるかもしれませんが、沖縄で綱引きと言えば、ハーリー、エイサーと並ぶ大イベントです。地域によって若干のルールの違いはあるようですが、基本的に雌綱(めづな)の輪に雄綱(おづな)の輪を通して、カヌチ棒を差し込んだら、引っ張り合いが始まります。このあたりからして、競技の綱引きとは全然違いますね。そもそも使用する綱が競技用の綱とは比較にならない太さです。何せ、綱の上に人間が乗って運ばれてますから。

今回訪れた西原町我謝では、そんな巨大綱を手作りしています!

材料となる藁は毎年、金武町の提携農家さんから購入し制作しているとのこと。藁の束を捻りながら巻いて綱を作り、更にその綱どうしを撚(よ)り合わせて太くしていきます。他の地域の綱は『二つ編み』が主流とのことですが、我謝では伝統的に『三つ編み』で作ります。そして雄綱と雌綱の頭(カナチ:連結部分)には、『我謝巻き』と呼ばれる独特の仕上げを施していきます。百聞は一見にしかず、綱を作る様子は是非動画で御覧ください♪

また、雄綱と雌綱を連結する際には、簡単に繋がないという儀式(?)のような攻防が行われますが、これは男と女はそう簡単には繋がらない、という意味が込められているとのコトで、なるほど深いんだなぁと感心した次第です。

肝心の綱曳きは、勝負が2回行われます。初戦を行って勝敗を決め、2回戦では初戦で負けた方に勝ちが譲られます。

さて、こうして行われた大綱曳きですが、この丹精込めて作った大綱を、この後どうするんだろう? という素朴な疑問が浮かび、質問をぶつけてみました。その答えは

「リサイクル、つか売る」

と Σ(・∀・;)ナント!

地域によって違いはあるようですが、我謝の大綱は別の地域に譲られるそうです。我謝の手編みの大綱は丈夫で長持ち、ということでしょうか。言葉通り、祭りの後大綱はトラックに載せられて次の町に旅立って行きました。

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