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沖縄 三線
わったー宝、三線の文化・歴史を知って、弾き語ろう!

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沖縄の三線文化

新唄大賞
新唄大賞

一万人のエイサー大会
一万人のエイサー大会

地謡
「地謡(地方)」


祭りにある三線


日本本土の三味線にあたるのが、沖縄の三線。沖縄では「三線」と書き、"さんしん"と発音します。

結婚式など祝いの席で聞こえてくる三線の音。三線に親しむ人が多く、民謡コンテストも盛んです。現在は、三線教室も多くあり、小中学校でも三線クラブがある学校もあります。
八重山や宮古島では、祭りが盛んで小さい頃から三線や芸能に親しんでおり、現在では人気のアーティストも多く輩出されています。

毎年夏に行なわれるエイサー大会では、必ず「地謡(じーうてぃー)」または「地方(じかた)」と呼ばれる三線奏者の音楽と歌に合わせて、エイサーが踊られます。エイサー太鼓のリズムとともに、三線の音は、人々を熱中させます。主役でなくてもいつも耳にする音。

三線は、ウチナーンチュ(沖縄人)の生活にある音であり、心なのです。
三線

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沖縄 民謡酒場
沖縄に来たなら、民謡酒場に出かけるのがオススメ。本格的な沖縄三線と歌を聴くことができます。男vs女、ベテランvs若手それぞれの歌者によって、「味」があり、心を動かされる伸びやかさがあります。そして、沖縄民謡の良さは、やはり一体感ではないでしょうか。演奏者だけでなく、観客も巻き込んでのカチャーシ。踊りとリズムでステージ入り乱れて楽しめます。ここでも三線の音が、人々を盛り上げます。 大城 志津子
大城 志津子


 
三線の歴史
三線の歴史
三線の由来

沖縄の人々の生活の中にある音楽、三線。しかし、意外にも、 三線が沖縄の一般の人々の間に広まったのは、明治時代以降といわれています。
三線は、14世紀末期に中国から琉球に伝来したと言われています。もともと、中国の同種の楽器「三弦」が渡来したもので、中国では"サンシェン"と発音されています。
三線はその後の1560年頃、大坂の堺商人によって大和(日本)へと伝わり、琵琶法師(びわほうし)達が改良を加え、「蛇皮線」から「三味線」として発展しました。
本土では蛇の皮は手に入りにくかった為、ネコやイヌの皮が使われるようになりました。



琉球古典音楽

琉球音楽は、中国からの使者「冊封使」を歓迎するため、宴などで演奏されました。古典音楽の中心楽器は三線でした。宮廷では「御座楽(うざがく)」と呼ばれる音楽を奏でる男性のみの役職があるほどで、芸に優れた貴族には高い地位が授けられました。「琉球の武士は刀ではなく、常に楽器を持っていた」とも言われます。 平和を好む、琉球人の姿が見えてきます。
江戸上りの際にも道中、音楽が奏でられ、その様子は絵巻物にも残されています。 <沖縄県立博物館「冊封使行列図」>

御座楽は、宮廷のなかで、しかも限られた人たちによる室内楽であったために、一般大衆にはあまり伝わりませんでした。




御座楽

民衆音楽へ三線の広がり

三線が沖縄の一般の人々の間に広まったのは、明治時代以降ではないかと考えられています。三線が一般に広まる前は、それらの唄が楽器による伴奏なしで唄い踊られ、人々の生活に溶け込んでいました。
琉球王朝が1879年に廃止になった後、三線は庶民の間に広まり、大衆芸能として底辺が拡大されていきました。古典芸能が上演され、村の伝統祭りにも取り入れられました。豊穣の神をたたえる唄、切ない恋心を歌う唄、子供をあやす唄、畑仕事の唄…。ウチナーンチュの生活の中に唄がありました。

三線

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毛遊び(モーアシビー)


毛(もう)とは原野のこと。「毛遊び(モーアシビー)」とは畑や漁の仕事が終わって、夜、若い男女が原野に集まって、三線の音に合わせ、唄や踊りを楽しむことをいいました。
つらい仕事のあと、唯一の楽しみだったのです。
月が山の背に隠れるころまで、三味線が鳴り響き、若者たちが自由な男女交際を許されていました。結婚にいたることも多かったようです。
沖縄の農漁村において昭和初期ごろまで行われていました。
のどかな、ウチナーンチュの人々の風景が浮かんできます。

毛遊び
カンカラ三線

カンカラ三線

資料提供:1フィート運動の会
戦後のカンカラ三線

のどかな沖縄も、戦争で一変。凄惨きわめる戦場となりました。戦後、荒廃した世に、捕虜収容所でウチナーンチュたちはカンカラ三線を作って弾きました。

カンカラ三線とは、米軍支給の空缶を楽器にし、ベットの棒を棹に、パラシュートのひもを絃に使用した、ありあわせの手作り三線。
カンカラ三線の音は、戦後の悲しみや寂しさを癒し、人々の心をなぐさめました。全て焼け野が原になった土地で、明日への希望を託し、「平和の世」を願う中に、三線の音がありました。

移民先にも三線を
グローバルな三線の広がり

移民先にも三線を

沖縄の人たちは移民先でも三線を手放しませんでした。戦前ハワイなどにわたった、沖縄戦の被災を免れた名器が多数残されています。三線の音楽は、苦難を乗り越えていくためのウチナーンチュの心の支えだったのです。
現在、県系が多く住むハワイ、南米を中心に、沖縄芸能、そして三線は世界中でグローバルな発展をみせいています。

オキナワンポップス 沖縄 三線

戦後、著名な民謡の奏者が次々と生まれ、レコード会社も誕生し、沖縄民謡が全盛期となりました。
現代音楽と融合しオキナワンポップスというべき、りんけんバンドのような音楽も登場してきました。

また、ザブームの「島唄」やビギンの「島んちゅの宝」 などで、空前の沖縄音楽ブームが日本全国に広まっています。
三線の音は、日本のポップスにも取上げられるようになり、癒しの音として、現在では非常に人気が高いです。

これほどの人気は、やはり先人たちから受け継いだ沖縄音楽の宝を大切にし、現代のウチナーンチュたちが今につなげているからではないでしょうか。


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三線の楽譜 工工四

普通、ギターは六弦ですが、三線は三弦。
それだけ、始めやすい楽器とも言えるでしょう。
いわゆる西洋音階というのは、「ドレミファソラシド」の音で表されます。しかし沖縄には独自の音階があります。
沖縄音階は「レ」と「ラ」の音がない「ドミファソシド」の5音で演奏されます。これを三線で弾くと、何とも味があり、癒されます。

三線の楽譜は、特有の「工工四(クンクンシー)」と呼ばれる縦書きの楽譜を使います。工工四は、音の名前による楽譜ではなく、三線の弦のどこを押さえるか、というのを読む楽譜です。
工工四は、17世紀に屋嘉比朝奇(やかびちょうき)によって、完成されたといわれます。
それまでは、三線には楽譜などなく、「口伝」継承されてきました。ですから「厳密な」工工四などなく、沖縄の土地のように、自由で、弾く人によって違いがあっていい楽器なのです。
工工四
調弦(ちんだみ)

弦は太い方からそれぞれ、男弦(ウージル)・中弦(ナカジル) ・女弦(ミージル)と呼びます。一弦、二弦、三弦ともいいます。
三線は、まず「ちんだみ(調弦)」から 始めます。ちんだみは、「本調子」が基本となります。その他に「一揚げ」「ニ揚げ」「一ニ揚げ」「三下げ」の調子があり、唄によって「ちんだみ」をし直します。
ちんだみ

☆「本調子」のちんだみ☆


1. まず、男弦(ウージル)の開放弦の音の高さを決め、「合(あい)」の音とします。
2. 同じく、男弦(ウージル)の小指「下老(したろう)」の音と、中弦(ナカジル)の開放弦「四(よん)」の音を合わせます。
3. 次に 中弦(ナカジル)の小指「下尺(したしゃく)」の音と、女弦(ミージル)の開放弦「工(こう)」の音を合わせます。

以上が、本調子のちんだみです。
三線用の「チューナー」を購入し、合わせてもよいでしょう。
三線
三線 チミ


三線の素材


昔から三線(さんしん)は、東南アジアからのニシキヘビの皮が使われていました。
ニシキヘビの皮を張った胴と、八重山産の黒木(くるち)を使った棹でできた三線が、音もよく高級品とされます。人差し指にはめる「チミ(爪/撥)」は、「水牛の角」でできています。

最近では初心者でも求めやすい人工皮も普及しています。「チミ」
はプラスチック製のものや、ギターのピックを使うことも多く、また人差し指の爪を使って弾く奏者もいます。


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沖縄 三線 販売


三線 販売

道を歩いていると、時に一般の民家からも聴こえてくる三線の音色。沖縄音楽には欠かせない楽器として、人々を癒し、魅了します。


現在は沖縄音楽人気で、沖縄県内だけでなく、日本全国、海外などたくさんの愛好者も増えてきました。三線の音は沖縄を運ぶ風のよう。

ぜひ、あなたも三線を始めてみませんか。

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